蜜蜂ー2024養蜂産業振興会の講演会参加(その4)
前号に続き「2024養蜂産業振興会講演会」について
「女王蜂の生涯と体の秘密ーどうして働き蜂とこんなに違うのか?ー」玉川大学名誉教授 佐々木正己氏
『最初の3日間は皆ミルクをもらう』
「孵化」してから最初の3日間は、働き蜂🐝も雄蜂🐝も、ローヤルゼリーとほぼ同様のミルク(蜂乳)を貰って育つ。
だから、働き蜂の巣房で育っている幼虫でも3.5日目までは、「王台」に移してやると、一応女王蜂に育つ。
ただし、人工的に移虫で女王蜂を作る場合は、できるだけ若い幼虫を移虫するか、ダブルグラフティングで、優良な女王蜂を養成するとのこと。 次号に続く。
勝浦の高台から見た夕暮れ
養蜂専門業の養蜂家は、人口飼育で女王蜂を大量に生産しているが、若い幼虫の選択、移虫、ローヤルゼリーの給餌等、かなりの難度の高い作業を行っているものと思われる。
当方は、女王蜂の人口飼育生産はやったことがないが、いずれはやってみたいと思うものの、今は「変成王台」による女王蜂生産で良いかとも思っている。
ダブルグラフティング、これはどういう意味ですか?
よく分かりませんが、1匹だけでなく数匹の
女王蜂を作ることではないかと思います。