蜜蜂ーミツバチ化石の発見(その2)
7月20日に続き、「ミツバチ化石の発見」について
前号では、兵庫県新温泉町で「ミツバチ化石」の発見が報告されたことを紹介した。
これまでに世界では9種類の「ミツバチ化石種」が発見されている。
これらの化石種は、ヨーロッパと中国のざん新世から中新世の地層から見つかっており、例外は日本の壱岐島で見つかったAPIs lithohrmaea Engel(Engel 2006) とアメリカ合衆国ネバダ州西中部で見つかったApis nearctica Engel (Engel et al,,2009)の2種のみである。
しかし、この2種も見つかった地層は中新世であった。
このように、「ミツバチ化石種」の記録はざん新世から中新世に偏っている。さらに、更新世からは現生種の化石が見つかっており、両時代をつなぐ鮮新世の化石記録は皆無であった。
今回の発見でざん新世から更新世までの全ての時代で「ミツバチ化石」が記録されたことになる。
見つかった「ミツバチ化石」は産出地域にちなんで和名を「タジマミツバチ」学名は「Apis aibai 」と名付けられた。
学名の「aibai」は、新温泉町で「チョウ化石」の新種を報告した古生物学者の相場博明氏に敬意を表して名付けらたとのこと。 次号に続く。

今回の兵庫県での「ミツバチ化石」によって、ざん新世から更新世(約3000年万年前から約500万年前)までの全ての時代で「ミツバチ化石」が発見されたことになるとのこと、それが日本での貴重な発見であり、関係者の方々は誇らしいことであろう。
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