蜜蜂ーミツバチヘギイタダニについて(その12)

元玉川大学農学部干場教授の論文「時差式ダニトラップによる駆除法」について、当方も今年から初めて実践している。

前号で女王蜂を『王籠』に入れて隔離することが『ダニの生息環境を断つ』とともに『酷暑期に女王蜂や働蜂に産卵と育児に対する休息期間』となることを紹介した。

そこで、当方も女王蜂を『王籠』に入れるやり方を、論文と干場元教授から直接指導頂いたことをもとに実践することとした。

女王蜂は8月1日に『王籠』に入れて3週間の隔離、隔離から1週間後に『ダニ駆除剤』を入れてこれも3週間挿入した。

女王蜂を『王籠』に入れる作業は中々上手くいかずに苦労したが、3群は隔離できた。

写真は、3群目を『王籠』に入れてもので、右側に王籠が見られる。この中に「女王蜂」が入っており、女王蜂は出れないが、働蜂は出入りできるので、女王蜂の世話をしている。

次号に続く。

おすすめ

2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    王籠は、5本のパイプが縦に並んでいる部分、ですか。

    • nao_tenjp より:

      そのとおりです。
      パイプ状に見えるのは竹ひごです。
      この隙間が女王蜂は出れない、働蜂は出入りできる
      絶妙の間になっています。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください