蜜蜂ーミツバチヘギイタダニ(その11)

8日に続き ミツバチヘギイタダニについて紹介したい。

元玉川大学農学部干場教授の論文「時差式ダニトラップによる駆除法」

「ダニトラップ法」とは別の方法も実施、

7月末〜8月初旬にかけて、女王蜂を徐々に「王籠」に入れ始め、それぞれの蜂群に3週間の産卵停止期間を設けた。

この時期から9月にかけてはダニが働蜂の巣房に入り込み、蜂群が崩壊することもあり、最も注意を要する時期である。

産卵停止により蜂児がなくなり、『ダニの生息環境を断つ効果』とともに、『酷暑期に女王蜂や働蜂にとって、産卵や育児に対する休息期間』にもなる。

8月になると女王蜂の産卵は最盛期を過ぎ、雄蜂の生産も次第に少なくなる。

時差式ダニトラップ法で2枚入れているカット巣板は1枚にするなど、調整したほうがいい場合もあるだろとのこと。                          次号に続く。

当方も今年初めて、4群中3群の女王蜂を『王籠』に入れて3週間隔離した。3週間近くなると巣箱内の巣板の蜂児はすっかりなくなってしまった。

おそらく、『ダニの生息環境遮断』と『働蜂や女王蜂の夏季休暇』になったであろう。

おすすめ

2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    ダニトラップ法とは別の方法を実施しましたか。
    この方法は、何という方法ですか?

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください