蜜蜂ー蜜蜂の現状(その2)
前号に続き「蜜蜂の現状」について
26日の内検の状況については前号で紹介したが、その内検時に「雄蜂の蜂児カット」と「時差式ダニトラップの設置」を行った。
まず「雄蜂の蜂児カット」であるが、働き蜂の増勢に入っているこの時期は「雄蜂」も多く作られるので、成虫にならないうちに巣房をカッターナイフで切り落とす。
これは、雄蜂を適正量に保つのと、雄蜂の巣房に入り込んでいる「ミツバチヘギイタダニ」を駆除する狙いもある。
写真は、「雄蜂の巣房」をカッターナイフでカットしているところであり、多くの働き蜂が付いているがそっと避けながら作業を行なっている。
白く見えるのが、雄蜂の幼虫に与えられた餌のローヤルゼリーである。
写真左側の塊がカットしたものであり、作業が終わったら、焼却か土に埋めて処分している。
働き蜂は、カットされた巣房を綺麗に掃除して巣房を復旧し、女王蜂はまたそこに産卵するのでこの作業は、今後もしばらくは続くことになる、いたちごっこ的な作業である。
次号に続く。
「雄蜂の巣房」をカッターナイフでカットしている写真に写る働き蜂の数が、すごいですね。
働き蜂をどかして巣房をカットしているんですか?
燻煙器で追い払いながらカットしていますが、
すぐに寄ってくるため、働き蜂を傷付けない様に
カットしています。