蜜蜂ー蜜蜂の現状(その6)
前号に続き「蜜蜂の現状」について、
越冬の準備を終えると、内検はしばらくやらず、蜜蜂達に静かに越冬させる時期になり、飼育は一段落するが、この時期にやっておくことがある。
まず、使用してきた巣箱を、①清掃、②バーナーで巣箱内を焼く、③洗浄、④消毒、⑤乾燥、⑥塗装と一連の作業を全箱行い、使用中の巣箱と交換する。
蜜蜂🐝は、綺麗好きで温度や湿度にも気を配った行動を取るが、1年も使うと無駄巣やプロポリスなどがこびりつくので、人の手で清掃等衛生上の処置が必要である
写真の3箱は、一連の作業を行った巣箱に交換したものである。
次に、給餌枠、隔王板、養蜂具類の点検、清掃、消毒も行っておく。この様にして衛生管理をしておくことで、病気やミツバチヘギイタダニの防止に役立ち、春以降の蜂蜜採取にも好影を与える。
この様な作業を蜜蜂の飼育管理が少ない時期にやっておくことが大事で、養蜂作業は1年を通して何もしない時期はない。
越冬準備終了後も衛生管理などが続いて、ご苦労様です。
1年を通して何もしない時期はない、とてもまねができないことです。
感心するのみです。
生き物を飼うことは、何でもそれなりの
労力を伴います。
得られることが大きいほど、世話も比例
して大きくなるのでしょう。