蜜蜂ー蜜蜂の現状(その5)
前号に続き「蜜蜂の現状」について、
この時期でも暖かい日が多いので、どこまで越冬に備えておけばいいか迷っている。
11月は越冬準備として上の箱に貯まっていた蜂蜜一杯の巣枠の蜜蓋を剥がして下の巣箱にに1枠毎数回にわたって入れてやった。これは、蜜蜂達に越冬に入る前に十分な餌を摂らせておくことが大事なことによる。
そして、上の箱は外して下の箱だけにすることで、下の巣箱の働蜂をできるだけ混ませた状態とする。
越冬に入るには、女王蜂と7000匹以上の働蜂、回りには蜂蜜が十分貯まっている巣枠を配置し、各巣枠間は8mm程に狭めておく様にと言われている。
こうしておくと、巣箱中央の巣枠に女王蜂、その回りを働蜂達が取り囲んで蜂球を形成する。これは「分蜂」した時に蜜蜂達がラグビーボール状の集塊を形成するが、その形状に似ている。
働蜂達は寒くなると、自分の筋肉を小刻みに動かすことによって発熱させ、蜂球内を35℃に維持して冬期を乗り切る。 次号に続く。
女王蜂と7000匹以上の働蜂、回りには蜂蜜が貯まっている巣枠を配置して、各巣枠間は8mm程度。
この状態と女王蜂をそれぞれ王籠に入れて隔離との関係が分かりません。
女王蜂は王籠に隔離し、王籠は中央の巣枠に埋め込んで
います。
それを含めて各巣枠の間を8mm程度にしています。