趣味ーリュウグウ 太陽系解明へ一歩(その5)

朝日新聞2022.6.10の「リュウグウ 太陽系解明へ一歩」について前号に続き紹介したい。

『国内外8研究チームが分析開始』

「はやぶさ2」がカプセルを地球に送り届けたのは2020年12月のこと。中には目標としていた0.1gを大きく上回る約5.4gの砂や石が入っていた。

JAXAはまず、試料全体の分析を実施、2021年6月からは、より詳細な分析をするために八つの研究チームにサンプル試料計0.5gを提供した。

そのうち0.3gが分配されたのは、14カ国の研究者350人以上が参加する6チームである。

それらは、元素の種類や形成時期を調べる「化学分析チーム」、石や砂の内部構造を調べる「石の物質分析チーム」と「砂の物質分析チーム」、どの様な有機物があるのかを明らかにする「固体有機物分析チーム」と「可溶性有機物分析チーム」などに分かれ、並行して分析を進めているとのこと。                        本号はこれで終了。

わずかな試料で多くの分析に間に合うか分からないが、どの様な成果が発見されるか大いに期待して待っていたい。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    リュウグウの件は、何も知らなかったので、この連載のおかげで、状況がわかりました。
    最後、残念です。

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