蜜蜂ー今年最後の採蜜(その4)
前号に続き、「今年最後の採蜜」について
例年5月下旬から8月初旬にかけて3回の採蜜を行っているが、1週間ほどは前後するもののほぼ同じ時期になる。
採蜜期間は、約2ヶ月半程度しかなく、前後の10ヶ月間は採蜜に合わせた作業を行っている。
前年末から1月にかけて越冬した蜜蜂達は、2月の梅の花が咲く頃になると活動がやや活発になり、3月の桜の花が咲き始める頃になるとかなり活発になってくるので、それに応じた飼育管理が必要となってくる。
4月に入ると草木の花々が多く咲き、合わせて蜜蜂も増勢期に入るので巣箱の2段化を行い、働き蜂を倍増させる。
2段の巣箱で蜜蜂が4万匹ほどになると、上下はほぼ満杯の状態になる。上側の巣箱では働き蜂が蜂蜜の生産と貯蔵ができる様に巣枠を徐々に増やして9枠とする。
この状態になると下側の巣箱では急ピッチで育児が進み、35日で消耗する働き蜂の補充がなされ、上側の巣箱では働き蜂が花蜜を収集してきたものを蜂蜜に生産して貯蔵する。
この様に働き蜂の増勢を利用することで多くの蜂蜜が生産され、3回の採蜜が可能となる。
写真は、右側が1回目の百花蜜で、左側が3回目のカラスザンショウの蜜である。

カラスザンショウの蜜はかなり色が濃い、色合いは花粉で決まる。濃度、糖度とも1回目の百花蜜がやや高いが、2回目のカラスザンショウの蜜も糖度80度以上と極めて高い。
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