蜜蜂ーハチは何故刺すのか(その6)

『ハチとフィールドと』坂上昭一著から、『ハチは何故刺すのか(その6)』を紹介したい。

数万匹の個体を含む蜜蜂の集団にとって、巣が守られれば数百の個体の犠牲は問題ないとし、この様な個体の自立性を完全に集団に譲り渡した冷厳な社会構造ができがった。

蜜蜂の乏しい化石から推定すれば、その成立は少なくとも4000万年以前に遡り、以後本質的に変化していない。人類400万年の始まるはるか以前にはこの比類ない安定性を持ち合わせていたが、人には到底ついて行けそうもない社会を実現していたとのこと。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    蜜蜂の成立は少なくとも4000万年以前に遡り以後本質的に変化していない、ですか。
    人類よりも、比較にならない程、ずーと前なんですね。

    • nao_tenjp より:

      ハチ類の起源は1億年前と言われています。
      動植物の歴史は人類の誕生の遥か以前から始まっていますね。

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