趣味ー火星着陸「忍耐」実るか(その2)

朝日新聞(2021.2.18)から、『火星着陸「忍耐」実るか(その2)』を前号に続き紹介したい。

火星は着陸が難しいことで知られ、これまで旧ソ連やロシア、欧州宇宙機関の探査機がほとんど失敗し、成功率は4割ほどしかない。大気が薄くてパラシュートでは、十分減速できないのが最大の理由で、ロケット噴射などを併用して減速する必要がある。

更に、火星までは遠くて通信に片道11分かかるため、着陸までの7分間にトラブルがあっても地球からの支援は間に合わない。

軽い探査車ならエアーバックで衝撃を吸収した例もあるが、「忍耐(パーサビアランス)」は、車両が1トンもあり、母船から吊り下げられる形で着陸する極めて複雑な着陸方法を取るとのこと。                                  次号に続く

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    大気が薄くて減速できない、火星まで通信に片道11分かかる等障害を乗り越えたんですね。
    着陸がむずかしいことが分かります。

    • nao_tenjp より:

      日本のはやぶさ2もリュウグウにやはり通信が途絶えた状態で着陸に
      成功しましたが、素晴らしい技術ですね。

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