散策ー千葉市ゆかりの家・いなげ(旧武見家住宅)

天気の良い先日、稲毛にある千葉市ゆかりの家「愛新覚羅溥傑と浩が新婚時代を過ごした思い出の家」を訪れた。

以下、当家のパンフレットによると、明治時代中期以降、保養地として多くの文人墨客が訪れた稲毛は、海岸線の松林を中心に別荘や別邸が建てられた。この家もその一つで、1937年(昭和12年)には中国清朝のラストエンペラー・愛新覚羅溥儀の実弟である溥傑が半年ほどこちらに居を構え、妻・浩との新婚生活を送った。妻・浩は日本人である。

この家・旧武見家は保養地としての稲毛の歴史を今に伝える貴重な和風別荘建築であるとのこと。

この家は、稲毛浅間神社のすぐそばに佇んでおり、当時は海岸もすぐ近くで風景明媚の所であった様だ。葛飾北斎の「富嶽三十六景」の一つ『登戸浦』もこの辺りから描かれている。

当時の家が今でも市によって保存されている。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    以前、訪れました。が、
    コロナで見学中止になっていました。
    行ってみます。

    • nao_tenjp より:

      当時の建物が状態良く保存されています。
      ガイドの人が懇切丁寧に説明してくれます。

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