蜜蜂ー将来の養蜂産業を支える人材の育成を目指して(その6)
前号に続き「将来の養蜂産業を支える人材の育成を目指して」公益社団法人 国際農林業協働協会 森女史
『モンゴルでの海外研修』前号に続き、
座学と第1回の定期ミーティング、そして海外研修のオリエンテーションを終えて、8月中旬からいよいよモンゴル研修です。
モンゴルでは厳しい自然・社会環境の下、養蜂は小さな産業ながら、地方での持続的産業として注目を集め、養蜂家が増加してハチミツ生産量が急増しています。
一方、生産性の低さや不安定なハチミツ供給、病害虫の蔓延などに苦しんでいます。
養蜂家の課題を解決するため、モンゴル政府は養蜂産業振興政策を打ち出し、養蜂に知見を持つ獣医の育成や獣医による病害虫管理、ハチミツトレーサビリティシステムの開発、養蜂技術の開発・普及など、養蜂産業を支える制度の構築や人材の育成に取組み初めています。
海外研修ではそうしたモンゴルの養蜂の実情や取組みを学び、日本に持ち帰って産業のあり方を考えることを目的としました。 次号に続く。
検見川浜から東京湾を望む。
JAICAFは、2013年から足掛け8年間にわたり、モンゴルで養蜂振興事業を行っており、日本人専門家による養蜂技術の指導、養蜂の教科書作り、獣医向け養蜂カリキュラム開発などを通じて、モンゴルの養蜂関係者と協力関係を築いているとのこと。
モンゴルでは、ハチミツ生産品の増量のための飼育の在り方やハチミツ生産品の衛生管理等がなされたとの報告書を読んだことがあるが、どこまで進んでいるのだろうか?
モンゴルでの海外研修、いいですね。
モンゴルの自然、文化などを学んでほしい、養蜂だけではもったいない気がします。
その通りですね!
時間と経費でどれほど他の分野の研修ができたか
わかりませが?
貴重な経験になったことでしょう!