蜜蜂ー海外情報①(その7)
10月24日に続き「海外情報①」について紹介したい。
「アーモンド花粉媒介のための冷蔵施設内越冬がダニ対策として脚光を浴びつつある」
『冷蔵施設での越冬実験ーダニに有効』
さらに興味深いことに、小さな蜂群を小さな冷蔵室に入れた研究室実験から、上昇した二酸化炭素濃度、それは蜜蜂なら容易に生き延びる程度であっても、ダニは殺された様だ。
カナダで行われた小規模実験でも同様の結果が出ている。湿度管理がポイントか?二酸化炭素は脱水作用でダニを殺したとワシントン州立大学のポプキンス博士は考えている。
どうしてかというと、二酸化炭素濃度が上がると昆虫は気管(気門)を開けるので、ここから体内の水分を失う。ダニは蜜蜂より体が小さく、地表面積が割合が高いので、蜜蜂よりもずっと乾燥に弱い。
似た様な技術が穀物に付く害虫🪰の駆除に使われことがあるとのこと。 次号に続く。
10月下旬、勝浦の高台から見た日の出直前
日の出
蜜蜂の呼吸で二酸化炭素が上昇しことで脱水作用を促し、乾燥によってダニが死んだとのこと、実験の成果が画期的に現れたことで実証されていくことになる。
2枚目の写真、太陽の右側にある光る点、これはなんでしょうか?