蜜蜂ー2024養蜂産業振興会の講演会参加(その22)
前号に続き「2024養蜂産業振興会の講演会」について
「女王蜂の生涯と体の秘密ーどうして働き蜂とこんなに違うのか?ー」玉川大学名誉教授 佐々木正己氏
『交尾飛行』その3
交尾飛行の時間帯は蜜蜂の種により決まっていて、セイヨウミツバチの場合は正午前後から午後3時くらいまで。
巣箱内の雄蜂は、夜間は端の方でじっと集合している。それが、朝になると巣門の方に移動を始め、11時頃には紫外線に強く反応して走行性を示す状態になり、早いものは外に飛び出す様になる。
DCA(ドローン・コングリゲーション・エリア:交尾が行われる空域)では処女女王蜂の飛来を待って飛行を続け、燃料の蜂蜜が底を突きそうになると巣箱に戻るという飛行パターンを寿命の限り続けるとのこと. 次号に続く。
n巣箱内の雄蜂は、昼間でも外側の方の巣枠に居るが、所在なさそうに巣枠の巣板上をうろうろしており、何をしているかよく分からない。
働き蜂にとっては、雄蜂は働きもしないで無駄飯を食っている厄介者なのであろうか?
ただ、普段は厄介者と思われる雄蜂でも女王蜂との交尾という重要なタスクを持っていて、コロニー生存に大きく貢献している。
巣箱内の外側にいる雄蜂は、わかりますか、何びきくらいでかたまっていますか?
以前アップしましたが、昨年はダニ対策の一環として、
雄蜂の蜂児を除去し続けたのであまり居ません。
それをしなかったら、働き蜂の数%の数百匹は居るでしょう。