蜜蜂ー2024養蜂産業振興会の講演会参加(その23)
前号に続き「2024産業振興会の講演会」について
「女王蜂の生涯と体の秘密ーどうして働き蜂とこんなに違うのか?ー」玉川大学名誉教授 佐々木正己氏
『交尾飛行』その4←これで終了
一方、ニホンミツバチはDCA(ドローン・コングリゲーション・エリア)の条件がセイヨウミツバチとは異なるので、頻繁に起こることではないが、交尾の時間帯が少し重なっているため、2種間で交雑も起こり得る。
セイヨウミツバチの女王蜂の受精嚢内にニホンミツバチの精子が混在する状況はあり得る訳で、それで受精が起こると種間雑種としての発生も開始する。
ただし、「孵化」に至る前に死んでしまうので、雑種の成虫が出現することはない様だ。
内検の時、全面に産卵したであろう巣板にポツポツ点在する死骸を目にすることがあるが。
これは近親交配による孵化幼虫が間引かれたか、ニホンミツバチとの種間受精により卵内での発育途中で死んだか、のいずれかによるとのこと。 次号に続く。
セイヨウミツバチの女王蜂とニホンミツバチの雄蜂との種間交雑が確率は低いが起こり得るとのこと、種間雑種として成虫には成長しない様なので心配することはないのであろう。
この様なことが、起こり得ることは知らなかった。ただ自然界には不自然と思われることは多々ある。
セイヨウミツバチの雄とニホンミツバチの女王バチとの種間交雑は、起こり得ないのですか?
おそらく記事にある様に成虫には至らない
と思います。