蜜蜂ー2024養蜂産業振興会の参加(その6)

前号に続き「2024養蜂産業振興会の講演会」について

「女王蜂の生涯と体の秘密ーどうして働き蜂とこんなに違うのか?ー」玉川大学名誉教授 佐々木正己氏

『育児蜂によるローヤルゼリーの給餌』
「王台」の中で女王蜂になるべき「幼虫」が『孵化』すると、日齢の若い育児蜂が、入れ替わり「王台」を訪れ、ローヤルゼリーを給餌する。

給餌回数は、1時間当たり20〜30回で、働き蜂の幼虫に対する3回以下に比べて10倍ほどとはるかに多い。

貯められたローヤルゼリーの量はどんどん増えて、働き蜂によって蓋掛けされる少し前にピークに達する。

蓋掛けされた後も幼虫の発育は続くので、この間に貯まっているローヤルゼリーのかなりの部分は食べれれてしまうとのこと。                     次号に続く。

検見川浜から夕暮れの東京方面

女王蜂の幼虫には、ローヤルゼリーが働き蜂の幼虫よりも圧倒的に多く給餌され、そのほとんどが幼虫期に食べてしまう様だが、この量の差が成虫になると働き蜂よりも2〜3倍の大きさ、寿命に至っては20倍ほどになってしまう。

女王蜂の飼育にとって、「ローヤルゼリーの奇跡」と言っても過言ではないだろう。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    ローヤルゼリー効果、すさまじいですね。人間もとってみようという気になることは、当然のこと。
    人間の場合、効果は現れているのでしょうか?

    • nao_tenjp より:

      ローヤルゼリーに関する本が多く出ていますが、
      人への効果は免疫力向上など抜群です。
      国産だとキログラムあたり10万円以上します。
      私達は毎日摂っています。

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