養蜂ー蜜蜂のムダ巣(その2)

前号で「ムダ巣」についてアップしたが、本日内検を行ったので、「ムダ巣」のその後について紹介したい。

春めいてくると色んな花が咲き乱れ、蜜蜂は増勢時期となるが、その増勢に応じて巣枠が必要となる。蜜蜂は巣枠が足りないと巣箱内の空間に「ムダ巣」を作って不足分を補おうとする。

この「ムダ巣」は、巣房の全てが雄蜂用の大きさで作られるため、そのまま置いておくと女王蜂は無精卵を産卵し、全て雄蜂が産まれることになる。雄蜂は1群当たり僅かしか必要ないので、「ムダ巣」はまず取り除かれる。

取り除いた「ムダ巣」は、蜜蝋でできているので蝋細工に使うことができ、蝋燭を作ると無煙の貴重な物ができる。

さて、前回の内検で、上の段の空間部に半完成品の巣枠4枚入れ空間を無くしたので、本日は「ムダ巣」は見られなかった。

写真は、上の段を上から見たところで、左側に給餌枠とその横に8枚の巣枠が見られる。

給餌枠には1.8Lの砂糖水を入れ、巣枠の中央の白い粉は栄養剤で蜜蜂達の腸活などを担っている。

半製品の4つの巣枠は盛り付けてはいるが、まだ完成には至っていない。もう少し時間がかかるので砂糖水を給餌している。砂糖水は蜜蝋の原料である蜂蜜になる。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    順調に進んでいるようで、何よりです。

    • nao_tenjp より:

      種蜂が到着依頼、13枠の半完成品の巣枠の完成
      に向かって巣盛り付け中です。

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