養蜂ー分蜂の兆し
先日、4回目の内検を行ったが、設置から丁度4週間目にして「分蜂」の兆しが3群の内2群で見られた。
分蜂の条件としては、
① 蜜蜂が増勢し、巣箱内が窮屈になってきた。
② 女王蜂の産卵が旺盛で無くなった。
③ 新女王蜂の巣房である「王台」が作成される様になった。
今回の「分蜂」の兆しは、上記の②と③である。①の増成は進んでいるが、巣箱内が窮屈なほど混んでいないので、「王台」作りが早いと感じている。
まだ、「分蜂」させる訳にはいかないので、「王台」を見つけては除去した。一つの群れでは、小規模の「王台」が9つもあった。「王台」が小さいと産まれる女王蜂も小さくなるので好ましくない。
写真は、下の巣箱を上から見たところである。格子状の「隔王板」が見られるが、下の巣箱にいる女王蜂が上の段に上らない様にするものである。働蜂は格子をすり抜けて上下に移動できるが、女王蜂は大きいので格子をくぐれない。 次号に続く。
こういうことが起こるので、内部検査が欠かせない訳ですね。
その通りです。
分蜂は、蜜蜂にとって子孫繁栄のため、
必然的なことです。