養蜂ーまたも分蜂(その5)
前号に続き「またも分蜂」について紹介したい。
前号では、新女王蜂の誕生を確認したことをアップした。
12日の内検で確認した新女王蜂は、誕生から3〜4日は経っていたので、おそらく9日頃の誕生であろう。
「分蜂」前、旧女王蜂が『王台』に卵を産み落とすと、働蜂は卵が入った王台に幼虫の餌となるローヤルゼリーを6日分注入し、王台に蓋掛けを行う。そうすると、幼虫から蛹に成長し、17日もすると新女王蜂として孵化する。
新女王蜂の誕生が9日とすると旧女王蜂は22日に卵を産み落としたことになる。
新女王蜂は誕生から10日ほどすると、雄蜂と交尾飛行に出かけ、まもなくすると産卵を開始する。
写真の手前左側の巣箱にいる新女王蜂は、おそらく19日頃には産卵を開始すると思われる。
ローヤルゼリー6日分、どのくらいの量ですか?
そのローヤルゼリーは、保存していたのでしょうか?
王台の約1/3ぐらいの量でしょうか。
ローヤルゼリーは、若い働蜂からの分泌物
で、それが卵の上に注入されます。