養蜂ーまたも分蜂(その3)
前号に続き「またも分蜂」について紹介したい。
写真の前方左側の巣箱には、その右側の巣箱から3日に分蜂した群が入っている。
5日にこの分蜂群を内検したところ、右側の巣箱に居た1匹の女王蜂、幾らかの雄蜂と約6千匹ほどの働蜂がコロニーとしての活動を開始していた。
10日もすると女王蜂の産卵が再開し、増勢が進み、そのまま飼育管理していくと数万匹の一コロニーに成長する。
右側の分蜂元巣は、分蜂前から約4割程度減少していた。
まだ新女王蜂の誕生は確認できず、新女王蜂の巣房である『王台』が1個確認できたので、近い内に孵化するものと思われる。
女王蜂が王台に卵を産み落とし、その中に幼虫の餌となるローヤルゼリーが6日分入れられ蓋掛けされると約17日で新女王蜂が誕生する。 次号に続く。
次のコロニーのために、卵を産んでから、分蜂したしたということですか。
その通りです。
王台作成は、本巣が一人立ちする一環ですね。