趣味ークジラの人工フン CO2吸収なるか(その4)
朝日新聞2022.9.9の「クジラの人工フン CO2吸収なるか」について23日に続き紹介したい。
ケンブリッジ大・気候修復センターのショーン・フイッツジェラルド博士は、
「単にCO2を海洋に蓄えるためでなく、生態系全体を考え、人間が手を加える前の海で回っていたサイクルを元通りに再起動することが目標」
また、「CO2の排出抑制を進めることはもちろん重要であるが、成果が現れるには何十年もかかる。その間に、他に出来ることも始めねばならない」と説明する。
こうした取り組みの間にクジラの数が回復すれば、現在でも人間の産業活動で出るCO2の30%を吸収している海の役割が、自然の力で戻る可能性がある。
生態系の機能を活かして社会課題を解決する「自然を活用した解決策」重視の流れととも重なるとのこと。 次号に続く。
26日早朝の部原海岸、秋空のウロコ雲か
クジラの数が元通りに回復すれば、CO2の30%も吸収する様だが、この貴重な存在のクジラの乱獲が随分と続いたことは今となっては残念なことである。
CO2を海洋に蓄えるためでなく、人間が手を加える前の海で回っていたサイクルを元通りに再起動することが目標。
この目標と、クジラのフンとの関係が分かりません。
CO2を海洋に蓄える、この言葉が理解できていません。フンでCO2を海洋に蓄える、ということでしょうか?
クジラのフンが栄養豊富でそれでプランクトンが
発生し、それがCO2が吸収される。そのことがCO2
を海中に蓄えると理解しています。