蜜蜂ー2024養蜂産業振興会の講演会参加(その3)
前号に続き「養蜂産業振興会講演会」について、
「女王蜂の生涯と体の秘密ーどうして働き蜂とこんなに違うのか?ー」玉川大学名誉教授 佐々木正己氏
『孵化』
「孵化」と言うヒヨコ🐣の様に殻を破って出てくるイメージだが、蜜蜂の場合は殻が特殊で、消えて無くなってしまう。
もともとよく保護された環境だから殻はとても薄いのだが、これが体内からの消化液で「消化・吸収」されてしまうとのこと。 次号に続く。
写真は、5日に巣箱の蓋を開けて中の様子を確認したもので、
この時期は、女王蜂に産卵をさせないために「王籠」に入れて隔離中、まだ越冬中でもあり蜂達🐝は中央部に集まっている。
講演者は、「孵化」と「羽化」で使い分けておられた。
「孵化」は女王蜂が巣房に『卵』を産み落としてから3日目に薄い殻を消化液で消化・吸収された状態
「羽化」は『卵』『幼虫』『蛹』と成長し、成虫になる直前で『蛹』の薄い殻を脱ぎ捨てる時の状態
とのことで、『卵』から幼虫になる時に『孵化』が起きていることは認識なく、新たに知ることとなり、受講した甲斐があった。
孵化という言葉、はじめて見た気がします。ミツバチ以外にもこの現象はあるのでしょうか。
孵化と羽化を使い分けている生物がいるか
どうか分かりません。