蜜蜂ー2024養蜂産業振興会の講演会参加(その17)
前号に続いて「2024養蜂産業振興会の講演会」について
「女王蜂の生涯と体の秘密ーどうして働き蜂とこんなに違うのか?ー」玉川大学名誉教授 佐々木正己氏
『クイーンパイピング』前号に続いて
クワッキングする女王蜂がどうして自分の居場所を教えてしまう様なことをするのかは諸説あるが、まだよく分かっていない。
これらのパイピング音、特にトゥーティングは私達の耳にもよく聞こえるし、録音・再生もできる。
しかし、この音をスピーカーで再生して蜜蜂に聞かせても何も起きない。それもそのはず、蜜蜂達はこの音を私達の様に空気の振動を介して聞いているのではなく、巣板の振動を通じて肢にある感覚器(膝下器官)で聴いているからだ。
音は飛翔筋の振動で作り出しているらしく、確かに鳴く時には胸を巣板に押し付ける様にする。興味深いことに、この音が聞こえると巣箱上の振動が伝わった範囲の働き蜂は、まるでフリーズした様に動きを止めてしまうとのこと。 次号に続く。
2番目以降に「羽化」した女王蜂は、クワッキングして自分の居場所を最初に「羽化」した女王蜂にも知らせる様な行動を何故とるのであろうか⁉️
諸説あるとのことだがまだ真相は掴めていないとのこと。
そもそも皆んなに知らせることで、最初に羽化した女王蜂に「私を殺してと鳴いているともとれる。」と蜜蜂の専門書に書かれていることを思い出した。
この音が聞こえると巣箱上の振動が伝わった範囲の働き蜂は、まるでフリーズした様に動きを止めてしまうとのこと。これは、何も意味しているのでしょうか。
作業中の働き蜂は動きを止め、
新女王蜂の誕生を聞きいっているのでしょうか?