蜜蜂ー2024養蜂産業振興会の講演会参加(その18)

前号に続いて「2024養蜂産業振興会の講演会」について

「女王蜂の生涯と体の秘密ーどうして働き蜂とこんなに違うのか?ー」玉川大学名誉教授 佐々木正己氏

『ライバル女王蜂との決闘』
女王蜂の生き残りを賭けた戦いの中でも、既にライバル女王蜂が「羽化」している場合は、成虫同士での決闘が繰り広げられる。

決闘は、大あごを使っての噛みつきから始まり、次いで抱き合った形の取っ組み合いになる。致命傷になるのは刺針を使っての刺し合いで、上手く毒液が注入できた方が勝つ。

それにしても多くの蜜蜂で混み合った中、女王蜂は何をもってお互いを女王蜂と認識するのであろうか?

すぐに思い浮かぶのは女王物質(フェロモン)であるが、考えてみれば自分自身もフェロモンを発している訳だから、これでの識別は難しいであろうとのこと。       次号に続く。

河津桜の開花

「羽化」したばかりの女王蜂が2匹以上になると、1匹だけが生き残りをかけて決闘を行うが、これが凄まじい闘いを行うとのこと。

当方は、「羽化」したばかりの女王蜂は何度か見たことがあるが、この様な女王蜂同士の決闘を見たことがない。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    「羽化」したばかりの女王蜂が2匹以上になることは、実際に起こりますか。
    その前に、殺してしまうように思いますが・・・

    • nao_tenjp より:

      蜜蜂が混み合った状態では、新女王蜂が次に羽化した
      女王蜂を見つけられず、2匹目、3匹目と産まれることがある様です。

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