蜜蜂ー蜜蜂共生菌とウイルス(その5)
ミツバチの新聞(日本養蜂協会発行)から、『蜜蜂共生菌とウイルス(その5)』を紹介したい。
<自然界における非特異的不活化作用>
微生物(特に細菌群)は、集団的機能においてウイルスを抑制することが報告されており、この作用ではウイルスの変異や種の相違に関わらない高対応性の非特異的なウイルス不活化と言う特徴が現れているとのこと。
このウイルスの抑制・排除プロセスは、自然界では恒常的に進行しており、例えば水中に於いても数十億粒子/mlのウイルスが短期間で消滅するが、この作用には細菌群の関わりが報告されているとのこと。
自然界では、生物を守る重要な方法として、微生物群によるウイルス排除の経路があり、この機能はウイルス変異と新規ワクチンの投入と言う悪循環を超える内容も示唆しているとのこと。
「微生物群によるウイルス排除機能は、ウイルス変異と新規ワクチンの投入と言う悪循環を超える。」
このような研究は、時間がかかりそうですが、進めてほしいと思います。
自然界は上手くできていると思います。
ワクチンは、一部のウイルスには効果があってもかえって抵抗力が
つくウイルスもある様です。