蜜蜂ー巣枠の構造(その3)
6月17日にアップした「巣枠の構造」について、続きを紹介したい。
ミツバチの世界(坂上昭一著)から六角柱の続き
写真は巣枠の片面であるが、巣枠の両面には六角柱がほぼ水平、正確には13度ほど上向きに整然と並んでいる。
この僅かな傾斜のために、蓄められた蜂蜜はこぼれないで済む。 次号に続く
蜂蜜が詰まった巣枠を傾けてみるとある角度から蜜はこぼれて流れ落ちる。片面3000個以上ある全ての巣室はほぼ13度の傾きをもっているが、この角度を選んだ蜜蜂達は試行錯誤の賜物か否かは個人的には分からない。
養蜂場に植えた風除け、日除けのゴーヤも随分と大きくなってきた。右側の葉が茂っているのはミョウガであるが、そろそろ収穫時期を迎えている。
巣室はほぼ13度の傾きをもっている、とありますが、この角度はあらかじめ作られたものですか、ミツバチが作ったものですか?
蜜蜂の傑作です。
どの様にして、この角度に行き着いたかは不明です。