蜜蜂ー冬支度

11月になると冬支度を行う時期になり、例年行っている。

蜜蜂は冬眠しないで越冬するが、蜜蜂の「冬支度」としては、

①   最盛期に巣箱を2段にしていたものを、上の継箱を卸して1段にする。継箱の中に入っている巣枠を「スムシ」対策として、消毒剤を噴霧する。

スムシは、蛾の幼虫で、蛾が巣枠に卵を産み幼虫となると巣枠の巣房をめちゃくちゃに喰い荒らすので、使い物にならなくなる。以前、保管していた巣枠がスムシに全て侵されて焼却した苦い経験がある。

②   そろそろ、巣箱の出入り口の巣門から入る冷たい風の侵入を防ぐために巣門を狭める。また、巣箱の蓋に換気口が付いているが、これも風の侵入を防ぐために塞ぐ

③   卸した継箱の洗浄・消毒、バーナー焼き、外部の塗装

④   同じく巣箱を③と同じ処置をし、今まで使ったものと交換

⑤   冬支度ではないが、ミツバチヘギイタダニの繁殖対策の一貫として女王蜂を隔離

簡単な作業もあるが、継箱と巣箱の処理は時間がかかる。蜜蜂は糞尿は巣箱内にはせず掃除もやったりして巣箱内を極めて綺麗にする習性があるが、1年も使うと綺麗にしたくなる。

以上は来年に備えて省けない作業でもある。

写真は、継箱と巣箱の塗装が終わり、日干しで乾燥させたいるところ

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    ご苦労様です。
    ①から⑤までの冬支度は、1日で終わるのでしょうか?

  2. nao_tenjp より:

    ①、③、④は2回に分けて行い、
    ②は6日に行いました。
    ⑤は14日に行い、約1ヶ月隔離の予定です。

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