蜜蜂ー内検の準備

前号に続き、内検の準備について、

内検の準備として、巣箱を開けて蜜蜂の行動を鈍化させるため燻煙が必要で、燻煙器に新聞紙を丸めて詰め込んで燃やことをまず行う。

燃やす材料は杉の枯葉、籾殻、新聞紙などあるが、以前は火持ちする籾殻を使っていたが、新聞紙を丸めて使っている人の話しを聞いたので最近は新聞紙を使っている。

新聞の半紙を丸めて燻煙器の中で燃やすわけだが、これが意外と長持ちする。流石に籾殻の火持には及ばないが、取り扱いが楽である。

次に巣箱の蓋をハイブツールで軽くトントンと叩き、今から蓋を開けるよと蜜蜂達に知らせる。この儀式は養蜂家が書かれた養蜂技術書に記述があったのでそれからはいつも行っている。

冬季の今頃は1万匹程度しかいないが最盛期には2万匹ほどになるから、蓋を開けたら蜜蜂達が充満していてワッと舞い上がるので、それを静かに落ち着かせるためには燻煙が欠かせない。蜜蜂に燻煙を行うと、煙から逃れ行動がおとなしくなる。

写真は昨年のもので、内検のため蓋を開けたところ、多くの蜂が密集している。

おすすめ

2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    燻煙とありますが、「くんえん」と読んでいいのですか。「燻」は、どのような意味がありますか?

    • nao_tenjp より:

      クンエンでいいです。
      燻蒸と聞いたことがありますか、
      燻るという意味です。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください