蜜蜂ー今年最初の採蜜(その2)
前号は、遠心分離器にかけるまでの準備について紹介したが、それ以降の作業について紹介したい。
蜜蜂達を古い落とした蜜が詰まった巣枠を写真の様な遠心分離器に2枚入れて、手動でかき回す。ある程度回したら、巣枠を反対向きに入れ替えて再度回す。
絞れた蜂蜜がフイルターである蜜濾し器に入っている様子、この蜜濾し器は2重のフイルターからなっている。
蜜濾し器を通った蜂蜜は一斗缶に収納する。
次に洗浄して乾燥させた広口ビンに蜂蜜を詰めたら作業は終了である。
蜜蜂達は、採集した花蜜をブドウ糖と果糖に変換して蜂蜜にして巣に貯蔵するが、貯蔵期間やその仕方が巣箱によって微妙に違うため、蜂蜜の風味も微妙に違う。
今回の蜂蜜は風味も良く、糖度も高く申し分ないが、収穫量は多く採れた頃の半分ほどである。
巣箱によって微妙に違うため、蜂蜜の風味も微妙に違うとありますが、どのようにちがいがありますか?
ほぼ同じ花蜜を集めて蜂蜜を作りますが、巣箱によっては
蜂蜜の熟成度が違ってくるため、風味も糖度も微妙に違ってきます。
やや薄めか、濃いめかと言ったところです。