蜜蜂ーミツバチサミット2023への参加(その9)
前号に続き「ミツバチサミット2023」について、
プロフェッショナル・コーナー : このコーナーは、現在、養蜂家が抱える問題や養蜂技術について紹介されている。
講演:「時差式ダニトラップを中心としたミツバチヘギイタダニの総合防除について」講師:元玉川大学農学部教授・養蜂産業振興会理事 干場英弘氏
講演内容:
西洋蜜蜂で最も問題である「ミツバチヘギイタダニ」を薬剤のみに頼らず、ダニの生態を学び、生物学的・物理学的な手法でコントロールする方法が提案された。
雄蜂児をダニトラップとして利用する技術を中心にした「ミツバチヘギイタダニ」の総合的防除技術は、大規模養蜂でも実践され、その有効性が示されているとのこと。
これで受講した分は終了。
この時期、庭先に咲いた彼岸花の仲間
8月から10月にかけて「時差式ダニトラップによるミツバチヘギイタダニの駆除」について紹介したが、本サミットでは、本方法の推奨者でもある干場元教授による講演がなされたので、受講した。
講演の中で、1100群を飼育している大養蜂家が本方法の採用によって、ダニが認められず、効果が十分あったと、ダニ駆除成功の事例が紹介された。
当方も今年から干場法ダニ駆除を実践しているが、今のところダニや死骸が見られず、上手くいっているものと思える。
干場法ダニ駆除、うまくいくといいですね。朗報、期待しています。