蜜蜂ーミツバチサミット2023への参加(その8)

前号に続き「ミツバチサミット2023」について、

特別講演「変革の時代に養蜂の挑戦が始まる」アピモンディア会長 ジェフ・ペティス博士

ブラジルとアルゼンチンに8ヶ月滞在し、現地で「アフリカ化ミツバチ」の研究を行った後、テキサスのA &M大学の博士課程に進み、カナダのブリティッシュコロンビア州のサイモン・フレーザー大学のマーク・ウィンストン博士の元でポスドク(博士研究員)を務めた。

その後、メリーランド州ベルツビルの米国農務省農業研究サービスに研究者として就職した。

その研究サービスで20年以上の間、ミツバチ寄生ダニ、女王蜂とコロニーの健康に対する農薬の影響など、ミツバチの健康への多くの研究に取り組んできた。

2016年に研究サービスを退職あい、スイスのベルンに1年間住んだ後、米国に戻ってミツバチの健康に関するコンサルティング事業を開始した。

現在は、米国メリーランド州ソールズベリーで、家族と共に約150の巣箱を持ち、小規模な養蜂も営んでいる。また、国際的な養蜂の組織である「アピモンディア」の会長も務め、2年毎に世界養蜂会議を開催し、養蜂家と科学者を集めてミツバチと養蜂について議論しているとのこと。                              本号はこれで終了。

特別講演の中で、農薬がいかにミツバチに被害を与えているか、その対策が喫緊の課題であると強調されていた。

生物に色々と影響を及ぼしている強い農薬は、今では世界で使われなくなってきているのに、日本に於いては規制対象になっていないと嘆いておられた。

講演の後には若い人達から英語で活発な意見が述べられ、質疑応答がなされていたことに関心の深さが伺い知れた。若い人達に養蜂の活性化に向けた努力がなされることを期待したい。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    講演の後には若い人達から英語で活発な質疑応答、とありますが、その内容に興味があります。
    どのようなことでしたか。
    質問した人には、養蜂家もいましたか?

    • nao_tenjp より:

      質問した人達は養蜂家というよりも研究者や
      蜜蜂に関する研究機関や企業の人達です。
      世界における養蜂業ついて若い人達が取り組んでいるか
      とか世界における農薬使用の実態とかでした。

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