蜜蜂ーそもそも内検は何故やるのか
前号に続き、内検は何故やるのか、
内検は、冬季を除きほぼ毎週実施している、やっていることというと、養蜂場に着いたら、近隣の草木の花々がどんな様子かを見渡す。
蜜蜂は訪花して花蜜や花粉を収集する、花蜜を蜂蜜に変換して主食とし、花粉も副食と育児に使用しており、養蜂場近くには一年中花が咲いていることが望ましい。
そして、巣箱の周辺を見て回り、巣箱の状態や蜜蜂達の出入りは活発か、巣門周辺に蜜蜂の死骸がないかなどを見る。
蜜蜂の死骸が有れば、寿命による自然死かダニによるものか、病死なのかチェックする。内検の都度、毎回死骸は見られないが、時々数匹の死骸が見られるが自然死と捉えている。
蜜蜂は、産まれて寿命の中間までは巣箱内の内勤を、その後寿命が尽きるまで外勤と一生働き尽くめで死を迎える。寿命寸前まで花々に花蜜や花粉収集に向かい、帰巣途中、巣箱近く、巣箱内で死を迎える。
巣箱内で死んだ死骸は外に出す係の蜜蜂が運ぶ、1匹が1つの死骸を運び出すところはよく見かける。
写真は、巣箱を置いている養蜂場の様子、近くに枇杷の木、柑橘類の木、サザンカ、椿、梅、桜と色んな木があり、梅が咲き、そろそろ河津桜が咲き出す頃となった。
自然死、ダニによる死、病死、には、どのような違いがありますか?
死骸の状態ですね。
自然死は生きている状態のまま形状が変わらず。
ダニ死は羽根に変形があったり、
病死はあまり経験がないですが、死骸の形状でしょうか。