蜜蜂ー2回目の採蜜後の状況(その3)
前号に続き「2回目の採蜜後の状況」について、
今年の梅雨は雨が降る日が少ないが、13日は梅雨の晴れ間になり、内検ができた。
1週間前の内検で気になっていたのが、巣箱の上側で産卵が見られたこと、下側の巣箱から上側には「女王蜂」が上がれない様に上側と下側の間に「隔王板」という格子状の仕切り板を入れてある。
これは、育児は下側の箱で、貯蜜は上側の箱で行う様に、「隔王板」によって「女王蜂」だけを上側に上げない様にしている。「隔王板」の格子は、「働き蜂」はすり抜けれるが、「女王蜂」はすり抜けることができない様な微妙な隙間になっている。
13日の内検では、2箱の巣箱で「女王蜂」が上側の巣箱に居て、少し産卵を行なっているのが確認できた。
今までは「女王蜂」は上側に上がったことがなかったので、「隔王板」に問題があると思い、よく調べて見たら、格子の隙間がずれて少し広がっている所があった。そこから上側にすり抜けたのであろう。
毎内検時に「隔王板」を取り外すので、何らかの取り扱いで隙間が微妙にずれたもので、隙間を正常に戻し、「女王蜂」は下側に移したので、今後は上側に上がれないと思う。
何時もプロみたいに思う様にいかないことが多く、それもプロと違った趣味の醍醐味かも知れない。
写真の手前左側と奥の右側の巣箱で「女王蜂」が上側に居た。
そうですか。
こういうことが起こるんですね。
これも、いい経験になるでしょう。
女王蜂も大きさに個体差があるので、
小さいと隔王板をすり抜けることがあります。