蜜蜂ー蜂蜜の効用(その2)

『大自然に学ぶわが蜜蜂人生』の本から、第8回として『蜂蜜の効用(その2)』について紹介したい。

花蜜は砂糖と同じく、「ブドウ糖」と「果糖」が固く結びついた『二糖類』である。蜜蜂は、花蜜を巣房に入れる時に「インベルターゼ」と言う消化酵素を体内から出して加えることで、『単糖類』に分解している。

花蜜は水分80%の砂糖水であるが、蜜蜂はそれを『単糖類』に分解し、水分20%まで濃縮して蜂蜜にし、主食としている。

そのまま直ぐに養分となる『単糖類』である『蜂蜜を主食』としている蜜蜂は、とても理に適った生き方をしているとのこと。

御宿台の貯水池周りもすっかり新緑に覆われてきた。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    こんにちは。
    水分20%まで濃縮した蜂蜜、そのまま置いていると、固まるものと、固まらないものがあります。
    その理由と、そして固まったものでも成分は変わらないのでしょうか?

    • nao_tenjp より:

      蜂蜜の成分はブドウ糖と果糖が約70%で、ブドウ糖が多い蜜ほど結晶し易くなります。
      結晶しても成分は変わらないと言われています。溶かす時に高温にするとミネラル類が損なわれるので、60℃程度が良い様です。

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