蜜蜂ー昨年の養蜂を振り返って(その4)
⑦ 2024年6月初旬〜8月初旬: 採蜜
6月8日と29日に百花蜜を、8月3日にカラスザンショウ蜜を収穫した。
房総の養蜂場近隣は1年中色んな草木の花が咲くので養蜂にとっては申し分ない所である。ただ、採蜜に必要な量の花が咲くのは3月から7月にかけてなので、採蜜は5月下旬から8月初旬になる。
6月の採蜜はそれまでに色んな草木の花🌸が咲くので、その花蜜の集合としての蜂蜜となり「百花蜜」と称している。
養蜂が行われている場所では、その土地特有の草木の花が咲き、色んな花が咲いている時の蜂蜜はやはり「百花蜜」と呼ばれており、同じ「百花蜜」でも花々が違ってくると風味も異なる。
8月の採蜜は、7月の中旬頃から「カラスザンショウ」の木が咲き乱れ、ほとんどその花💐一色となり、単独の花蜜の蜂蜜で「カラスザンショウ蜜」と称している。
桜、アカシア、栗、ミカン、レンゲ、菜の花、ソバなどは1箇所に大量に花が咲くのでそれぞれ単独の蜂蜜🍯となる。蜜蜂は多くの花が咲いているところに訪れる習性があり、そんな時は少ない他の花には訪れない。
写真は、採蜜のため、巣枠を巣箱から引き上げて蜜蜂をハケで払い落としているところ、そして巣枠を遠心分離器に入れて蜂蜜を絞っている。
高原にあるスーパーには、どこもハチミチを売っています。
値段をみると、アカシアの単独ミツが一番高い値がついています。
アカシアとラベルにはありますが、ニセアカシアだとおもいます。
木の数は相当多くありますが、花期が1週間から10日と、短いことが、値に現れているかもしれません。
ニセアカシアの花は確かに短いですね。
木が群生していると、その側には多くの巣箱を置いている
と思います。
短期間でも多くの巣箱を置いて大量の蜜を搾っていることでしょう。