蜜蜂ー働き蜂は五、七角形の育房を作って建築上の問題を解決する(その7)
前号に続き「働き蜂は五、七角形の育房を作って建築上の問題を解決する」神戸大学大学院人間発達環境学研究科 佐賀達矢氏
『巣作り上のズレ解消方法の発見』前号に続き
ニホンミツバチと亜種関係にあるトウヨウミツバチでは、働き蜂と雄蜂の育房の大きさに差はなかった。
その比率が大きくなるほど、小さい育房から大きい育房への「移行部」では、非六角形の育房の割合が高かった。
さらに、大小の育房の大きさの比率が小さい場合には、小さい育房と大きい育房の間に中間の大きさの六角形を作っていることも発見したとのこと。 次号に続く。
当方は、セイヨウミツバチを飼育しており、その巣は見ているが、トウヨウミツバチの巣は見たことがない。
トウヨウミツバチでは、働き蜂と雄蜂の巣房の大きさに差がなかったとのこと。巣の大きさによって産まれた成虫は大きさが異なるので、トウヨウミツバチでは働き蜂と雄蜂の大きさは同じと思われるが?
セイヨウミツバチでは、雄蜂の巣房が働き蜂の巣房よりも大きいため、産まれた成虫は雄蜂の方がやや大きい。
ニホンミツバチと亜種関係にあるトウヨウミツバチは、日本にいるのでしょうか?
日本にはセイヨウミツバチとニホンミツバチの2種の様です。
ニホンミツバチはトウヨウミツバの亜種とされています。