蜜蜂ー未分蜂群の状況(その5)

6日に続き「未分蜂群の状況」について紹介したい。

女王蜂が居なくなったので、他の巣箱から真新しい卵が付いた育児枠を4日の内検時に1枚入れ、働蜂に『変成王台』を作らせ新女王蜂の作成に取り掛かった。

8日の内検で「変成王台」が作られているものと思ったが、1つも見つけられなかった。

これでは、新女王蜂の作成には覚束ないので、再度育児枠の挿入が必要かと思いきや、その隣りの巣枠を点検していたら「新女王蜂」らしい若い女王蜂を見つけた。

1日の内検時に「自然王台」が根元から壊されているのを確認したので「新女王蜂」の誕生はないものと判断していた。しかし、1日の内検時よりも少し前に「新女王蜂」が誕生していたのであろう、そうでないと辻褄が合わない。

おそらく「自然王台」から「新女王蜂」が誕生した後に、働蜂はその王台を根元から除去したものと思われる。

「新女王蜂」はまだ産卵は開始しておらず、次回の内検時には確認できるであろう。

次号に続く。

 

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    働蜂が王台を根元から除去する理由があるようですね。
    新女王蜂が誕生して、よかったと思います。

    • nao_tenjp より:

      初めて見ました。
      王台から女王蜂が孵化すると、王台の下側に
      丸く穴が開き、そのまま残されるのが通常です。

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