趣味ー気候変動が狂わす 命の営み(その4)
朝日新聞2022.10.28の「気候変動が狂わす 命の営み」について前号に続き紹介したい。
『季節に合わせた授粉や繁殖 かみ合わず』
雪解け後の気温を感じ取って開花するエゾエンゴサクに対し、マルハナバチはツチの中の温度を感じ取って冬眠から目覚める。
雪解けが早い年は、地表付近の温度が土の中の温度よりも早く上昇するため、マルハナバチの出現に先立ちエゾエンゴサクが開花する。
その結果、エゾエンゴサクの結実率が低下する傾向があるという。
「年によって多少の変動はあるが、ミスマッチの頻度は近年増加傾向にある。気候変動が植物と昆虫の共生関係を撹乱し始めている」と、北海道大学院の工藤准教授は指摘されているとのこと。 次号に続く。
植物と昆虫の共生関係を崩しているのが、気候変動だとすると世界的に対策を急がないと近い将来に大変な事になりそうだ。
温暖化対策も、意見の一致を見出すことが困難な状況になってきました。
それでも進めなくてはならない課題、強いリーダーシップが必要です。
その通りです。
各国の思惑があり、なかなか前進しませんね。