趣味ー気候変動が狂わす 命の営み(その5)

朝日新聞2022.10.28の「気候変動が狂わす 命の営み」について前号に続き紹介したい。

『季節に合わせた授粉や繁殖 かみ合わず』

生物季節のミスマッチ「フェノロジカルミスマッチ」は近年、研究者の間でも注目されるようになってきた。

ただ、その影響を知るには長期的な調査が必要になる。

北海道大学院の工藤准教授は、

「フェノロジカルミスマッチ」は、その影響を予測することが難しい。エゾエンゴサクとマルハナバチについては生存率や分布域が大きく減るといった影響はまだないが、ミスマッチのズレがある振れ幅を超えた時点で共生関係に深刻な影響が生じる可能性もある」と言われているとのこと。                               次号に続く。

マルハナバチとエゾエンゴサクの共生関係について、長年の研究によって生物季節のミスマッチが進行していることが分かってきたとのことだが、他の種間でも起きていると捉えた方がいいのであろう。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    気象変動対策が急務。異常気象による飢餓がすでに各地で、発生しています。フェノロジカルミスマッチが後回しになりそうなほど、世界で異常事態が起こり、その対策のためのCOP27の議論は、先進国と途上国間でかみ合いません。いいニュースがありません。

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