趣味ー気候変動が狂わす 命の営み(その3)
朝日新聞2022.10.28の「気候変動が狂わす 命の営み」について2日に続き紹介したい。
『季節に合わせた授粉や繁殖 かみ合わず』
北海道大学院の工藤教授は、「気候変動」と「生物季節(フェノロジー)」の関係に注目。
北海道の落葉樹林に生えるケシ科の植物『エゾエンゴサク』と『マルハナバチ』との関係について20年以上、観測を続けている。
『エゾエンゴサク』は春の雪解けの時期に合わせて、いち早く淡い水色の花を咲かせる。一方、冬眠から目覚めた「マルハナバチ』にとっては貴重な蜜源だ。
『エゾエンゴサク』にとっては『マルハナバチ』は主要な花粉媒介者であり、両者は支え合いながら命をつないできた。
この関係にもズレが生じていることが分かってきたとのこと。 次号に続く。
研究者は一つの課題についてほぼ一生をかけて取り組んでいる人が多いが、思った成果が出るのに何十年もかかることもあろうが、よくぞ地道な研究が続けられるものだと感心する。
マルハナバチは、冬眠するんですか。何か、意外な感じがします。
マルハナバチは、ミツバチの祖先と言われてますが、
確かに冬眠とは意外です。