趣味ーリューグウの砂からRNAの一部

朝日新聞2023.3.22の「リューグウの砂からRNAの一部」について紹介したい。

『生命起源「宇宙」後押し』 北大・九大研究チーム

宇宙探査機「はやぶさ2」が持ち帰った「小惑星リュウグウ」の砂の分析で、地球の生き物の遺伝に関わる「RNA」に含まれる塩基の一つ「ウラシル」を検出したと、北海道大や九州大などの研究チームが発表した。

生命の源が小惑星から隕石として地球にもたらされた可能性を意味するといい、生命の地球外起源説を後押しする成果だという。

多くの地球上の生き物は、「DNA」に遺伝情報を保存し、「RNA」はその情報を伝達したり、たんぱく質を合成したりする際に働くとのこと。              次号に続く。

宇宙探査機「はやぶさ2」は、「小惑星リュウグウ」から砂を2020年12月に地球に持ち帰った。その後、JAXAは2021年6月に砂の初期分析結果と本格的分析の開始を発表した。

9カ国40チームに砂の試料が分配され、各研究チームの分析が続いているなか、今回の北大・九大チームの「ウラシル」検出は画期的なことなのであろう。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    生命の地球外起源説ですか。
    はじめて知りました。興味深い話です。
    しかし、直感的に、そうかなあ・・・です。

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