趣味ークジラの人工フン CO2吸収なるか(その5)
朝日新聞2022.9.9の「クジラの人工フン CO2吸収なるか」について前号に続き紹介したい。
自然界のクジラからも明るい兆しが報告された。
シロナガスクジラに次いで大きいミナミナガスクジラについて、1976年に捕鯨が禁止されて以降で初めて、南極海で大群がエサを食べる様子が確認できたと、独ハンブルク大などのチームが7月に発表した。
このクジラも商業捕鯨で絶滅寸前まで追い込まれ、10数頭の群が最大だったが、2018、2019年の調査で最大150頭になる大きな群れが八つ確認されたという。
独ハンブルグ大のヘレナ・ヘア博士は「人間が引き起こした温暖化をクジラが穴埋めするのは難しい」としつつ、「炭酸吸収能力が回復する可能性があることは確か」と期待されているとのこと。 本号はこれで終了。
少し前まで咲いていた大きな白い花、名前はまだ分からず、これも蜜源植物だろうか?
クジラの人工フンで「光合成するプランクトンの栄養」とし、「海中の循環」の回復を目指す壮大な実験、成功を期待したい。
クジラの人工フン、面白い話でした。
ありがとうございました。
地球温暖化の抑止に向けた取り組みが
色々となされています。