蜜蜂ー2024養蜂産業振興会の講演会参加(その8)
前号に続き「2024養蜂産業振興会の講演会」について
「女王蜂の生涯と体の秘密ーどうして働き蜂とこんなに違うのか?ー」玉川大学名誉教授 佐々木正己氏
『ローヤルゼリーの栄養価を示す消化率とG/C効率』前号に続く
室内人口飼育で羽化した女王蜂の体重は207mgであったが、この時蜂群内で育てた対照区の女王蜂の羽化時の体重は213mgであった。
つまり室内人工飼育の羽化時の女王蜂では、自然飼育のそれと比べると僅かに小さめの女王蜂だったことになる。
ここでは詳しくは述べないが、一旦消化・吸収された後に使われたり、捨てられたりする部分として呼吸量・尿・脱皮殻・絹糸がある。
ローヤルゼリーの中にはほとんど花粉は入っていないから、排泄物中に不消化物はほとんどなく、出すのはほぼ尿(主な成分は尿酸)だけと言っていいとのこと。 次号に続く。
検見川浜から見た快晴時の富士山
室内人工飼育の羽化時の女王蜂の体重が自然飼育の女王蜂の体重よりも僅か6mg軽かったとのこと。
僅かな違いが何故か読んでもよく分からないが、誤差程度と捉えても良いのではないだろうかと思えるが?
大養蜂家は、人工王台で多くの女王蜂を人工飼育するが、自然飼育に比べて小ぶりの女王蜂ができると聞いている。
自然飼育に比べて小ぶりの女王蜂ができると、何か弊害はあるのでしょうか?
やはり小ぶりの女王蜂だと、産卵が十分でなかったり、
寿命が短かったりします。