蜜蜂ー2024養蜂産業振興会の講演会参加(その26)
前号に続き「2024養蜂産業振興会の講演会」について
「女王蜂の生涯と体の秘密ーどうして働き蜂とはこんなに違うのか?ー」玉川大学名誉教授 佐々木正己氏
『女王蜂は頭が悪い?』
欧米では、女王蜂のことを「産卵機械(egg-laying machine)」と呼ばれている。
女王蜂といえばコロニーを統率している印象だが、実際はもっぱら産卵に専念することからの呼び方である。
この「産卵機械」という呼び方は、なんとなく頭が悪そうに聞こえるが、女王蜂は本当に頭が悪いのであろうか?
確かに巣内のほとんどの仕事は、「判断」を含めて働き蜂がやっているし、脳の大きさも女王蜂の方が若干小さい。
しかし、女王蜂は頭の「使いどころが違う」と解釈する方が良さそうだとのこと。次号に続く
ある晴れた日の部原海岸
女王蜂のことを欧米では「産卵機械」と呼んでいるとのこと、一寸失礼な呼び方と思える。
女王蜂は一生涯献身的に産卵を行うことで、コロニーを維持している訳だから、やはり「女王蜂」と呼んで敬意を表した方がいいと思うが。
女王バチ、いい名前だと思います。
てっきり、日本語に訳すときに、そのまま、の言葉を付けたと思いました。
日本語の方が、いい名前が付いています。
その通りですね。
女王蜂なしでは、コロニーの存続はできません。