蜜蜂ー2回目の採蜜(その2)
前号で「2回目の採蜜」について、遠心分離器にかけるまでの採蜜プロセスを紹介したが、一斗缶から瓶詰めにし、1回目の瓶詰めにしたものと比較してみた。
2回目の瓶詰めにした蜂蜜
次の写真は、2回目の瓶詰めした蜂蜜
色合いは見た目ではほとんど変わらないが、1回目の方がやや濃めかなと言ったところ、糖度はどちらも80度以上で変わりなく、風味は少し異なる。
この僅かな違いは、1回目が5月29日の採蜜で3月から5月にかけて咲いた花、2回目が6月26日の採蜜で6月に咲いた花であり、蜜源が異なることによるものであろう。他には、貯蜜の期間や天候が糖度と風味に影響すると思われる。
いずれにしろ、蜜蜂達は僅か1ヶ月で花蜜の収集、蜂蜜に変換、熟成、貯蜜の作業を行なっている。
2回目の採蜜後の様子、蜜蜂達はまたせっせと花蜜や花粉を収集している。
まだ、とれそうな状況ですね。
今度は、いつ頃になりそうですか?
そろそろカラスザンショウの開花が見られてきましたので、
次回は7月末辺りでしょうか。
ただ、これからの梅雨が大きく影響します。雨が続くと
蜜蜂が採集に出れません。