蜜蜂ー養蜂再開(その4)

前号に続き「養蜂再開」について紹介したい。

『巣箱の設置方向の変更』

前号で載せた巣箱の設置写真は、通路側から撮ったもので、通路と正対して置かれている。これには訳あって置いたのだが、思った以上に通路にまで蜜蜂達が飛んでいることが分かった。

これでは通路を人が歩く時に問題だし、蜜蜂にとっても望ましくないので、巣箱を通路に沿って置くことにした。つまり向きを90度変えたことになるが、当初はほぼ東向きだったので、今度はほぼ南向きになった。

写真は、当初置いた方向

次の写真は、90度向きを変えたところ。

巣箱は同じ位置だが、方向を90度変えたため、外に出ていた蜂達は出入口が変わったため、入口がないと戸惑ったのか暫くは巣箱の通路側側面に群がっていた。

蜜蜂は、上空から巣箱の位置と出入口を視覚的に認識しているが、巣箱の方向が変わったため、認識のずれが生じたのであろう。その後、出入口まで含めた視覚的認識のリセットを行って落ち着いたものと思われる。

巣箱の出入口は北や西方向は避け、東から南向きになる様に置くのが一般的だが、この様に向きを変えることは蜜蜂にとってはストレスになるであろうから、最初の設置時は充分に検討してから行うべきだと思った。

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2件のフィードバック

  1. 里山里海 より:

    向きを変える決断、これも難しい判断、だと思います。が、
    所詮は、趣味の世界、遊び半分くらいの気持ちがいいように思います。

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