蜜蜂ー集団規模と効率は反比例(その2)
『ハチとフィールドと』坂上昭一著から、『蜜蜂の集団規模と効率は反比例(その2)』を紹介したい。
以前、『働蜂の勤務時間』について、仕事は25%、仕事外は75%と紹介した。
大半の働蜂は『休息(R)』が終わると、『ブラブラ歩き(P)』が起こり、その途中にある『仕事(Tn)』が見つかるとそれをやるが、このRPTnのリズムを夫々の個体がやれば、仕事は莫大な『アブレ個体』によって見つけ出される。
このRPTnの繰り返しが成り立つためには、二つの条件が必要、
①大量のアブレ個体を抱えていること
②仲間が働いているか、怠けているかに一々目くじらをたてないこと
蜜蜂達は、人間にできないこのやり方を数千万年前に確立させたとのこと。
昨日の午前中は梅雨の晴れ間となり、稲毛の浜からの東京湾
浜にいる人は、1人だけです。
平日とは言え少ないですね。
梅雨空が影響しているのでしょうか?
大集団が逆に75%の仕事をすると、エネルギーを使い大量の餌である
蜂蜜が必要となり、コロニーの維持ができなくなると思います。
仕事をしていない75%のアブレ状態は、蜂蜜消費を極限していると
思われます。