蜜蜂ー未分蜂群の状況(その6)
12日に続き「未分蜂群の状況」について紹介したい。
前号では、8日の内検において未分蜂群の巣箱内で「新女王蜂」が確認できたことを紹介した。この時は産まれて間もない様な女王蜂だったので、まだ産卵は見られなかった。
16日は晴天に恵まれ、8日の内検から中7日で内検を行ったところ「新女王蜂」の産卵が開始されており、2枠で確認できた。
この「新女王蜂」はおそらく5月末に誕生し、12日頃に産卵を開始したものと思われる。8日に発見した時はやや小さめであったが、16日に産卵を始めた女王蜂を見るとやや大きくなっていた。
女王蜂は、誕生すると10日前後から2週間ほどの間に雄蜂達と供に交尾飛行に出かけ、その後産卵を開始する。そうなるとコロニー内の蜂達も一人前と認め、畏敬の念をもって新女王蜂に接する様になる。
これで、4群のうち、3群は紆余曲折あったが「新女王蜂」に世代交代がなされた。残る1群は昨年誕生した女王蜂であるが、大きい体で産卵も旺盛で今シーズンは大丈夫と思われる。
梅雨の晴れ間、多くの蜜蜂達の出入りが見られる。
これで、一安心ですね。
これからは、ミツバチたちを守ることですか?
そうですね。
今後の貯蜜状況で、7月、8月と採蜜ができれば
良いがと思っています。