蜜蜂ー蜜蜂への猛暑の影響

今年も猛暑が続き、動植物に色んな被害が出た様で、特に野菜や果物などは多くの被害を受けたとの報道があった。

蜜蜂そのものは、暑さや寒さには強く、気候変化に上手く対処する術を持っている。

その術とは暑い時には、働き蜂は巣箱内や巣箱の入口で羽を使って空気を送り込んだり、巣箱内に水を吹きかけて断熱冷却を行う。

寒い時には蜜蜂達は巣箱の中央に集まり蜂球を作り(所謂おしくらまんじゅう状態)で発熱させるなどして春夏秋冬巣箱内をほぼ35℃に維持している。

ところが、蜜蜂は主食と育児に蜂蜜、ローヤルゼリーや花粉を使用しており、この原料は草木の花の花蜜と花粉である。

この草木の花が咲いても、猛暑で花蜜が思ったよりも出ないのではと心配したが、それは杞憂であった様だ。4月から8月の流蜜期にはそれなりの花蜜や花粉が貯まり、収穫量は例年並以上となった。

ただ、北海道に移動して蜂蜜を収穫している知り合いの大養蜂家は、蜜蜂の天敵である「ミツバチヘギイタダニ」の発生で大きな被害を受けたと聞いている。このダニの異常発生は北海道でも起きた猛暑によるものかも知れない。

勝浦の高台から見た夜明け前

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1件の返信

  1. 里山里海 より:

    夜明け前の写真、いいですね。
    この時間帯が、ゴールデンタイム、です。

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